Hildegard von Bingen (ヒルデガルト・フォン・ビンゲン)その2♪
作曲家、プロデューサー、アレンジャーである
Richard Souther(リチャード・サウザー)♪
"Vision:The Music of Hildegard von Bingen "は
リチャード・サウザーが手がけたが
もう一枚、
彼によるヒルデガルト・フォン・ビンゲンのCDがある。
"ILLUMINATION"(イルミネーション)
このアルバムも好きな一枚だ。
"Vision"よりも
さらに
現代的なアレンジといえるかもしれない。
リチャード・サウザーは
800年の時を超えて
12世紀の修道女、ヒルデガルトを現代に甦らせた。
リチャード・サウザーとヒルデガルトの
時空を超えたコラボレーション♪
スウェーデンのGARMARNA(ガルマルナ)も
ヒルデガルトの音楽と現代の音楽を融合させている。
古楽器から電子楽器まで駆使する素敵なバンド。
彼らの出したCD「ヒルデガルト・フォン・ビンゲン」も好きだ。
時を隔てて出会って
その作品に触発されて
新しいものを作り出す!!!
時空を超える共同作業の面白さは
聴くだけの私にも伝わってくるのだから
その音楽に携わる人たちには
多分、言葉にならないほど刺激的な体験なのだろう…と思う。
時の隔たりは
何の問題でもないと知ることは興味深い。
当たり前だが
音楽・小説・詩・建築・絵・彫刻…もっともっとあらゆる分野で
誰でも時を超えられるのだ!
それは過去でも未来でも同じことで、
知らず知らず
未来の何かと、何者かと、
コラボレーションしていることもあるだろう…
そう思うと
目に入る多くのことが楽しく面白そうなことばかりだ♪♪♪
サウザーやガルマルナ以外にも
多くの人たちを触発している
ヒルデガルトは
それだけ驚異的で魅力的な女性。
女子修道院長であった頃にミサのための作曲をしているが、
彼女によると
音楽は
神の与えてくれた宝物であり、
天使の調和を表現する最も高貴な活動で
神に捧げるためというより
神や天使と一体になるための音楽であるらしい。
彼女はヴィジョンで未来も視た。
彼女の音楽は未来とのコラボレーションだったかも知れない。
昨年、ドイツで映画"VISION"が公開された。
ヒルデガルトの生涯を描く作品。
日本で公開されるかどうか分からないが
観たい映画だ!!!
http://www.vision-derfilm.de/
(公式サイト)
- アーティスト: リチャード・サウザー
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1997/07/21
- メディア: CD
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- アーティスト: ガルマルナ
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 2002/08/26
- メディア: CD
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