タイトル

写真展に出した私の写真は3枚ともリコーのGRで撮ったので
すべてのタイトルにGRismという造語を入れた。

「GRism-at」
「GRism-on」
「GRism-in」

GR流とでもいう意味でGRismとしたわけだが
グリズムって何ですか？と何人もの人に訊かれた。
「GR-ism」のほうが良かったかもしれない。

3枚、それぞれに付けたat、on、inは
前置詞の代表格と言われる。

これらのイメージは
at、１次元　「点」
on、２次元　「線」と「面」
in、３次元　「立体空間」

(左から順にGRism-at、in、on）

3点の作品の特徴を前置詞で言い表すタイトルにしてみた。

ところが
写真を見る人は
タイトルにつけた前置詞は見逃しているようで…
というか、タイトルより写真という人が殆どだった気がする。

写真はタイトルで決まるという考え方もあるが
今回の私の場合に関してはタイトルは、あまり関係なかったようだ。

平凡な写真を仰々しいタイトルで意図的にタイトルの方向に見せようとするやり方を見たことがあるが、それは私の好みではないので
タイトルを気に留めてもらわなかったのは本望であると言える。

秋晴れの日曜日の午前中、
まずOさんが来てくれて
次に連れ立ってFさんKさん。

午後からは妹つながりのYさんが、
夕方近くにはY君も見に来てくれて…

入れ替わりに来てもらえたので
重なることなく、それぞれの人たちとゆっくり話ができて良かった。