京都芸術センターで
「Contemporary NOREN」展、開催中。
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暖簾は、空間を仕切るために使う日本独特の染織品です。しなやかな一枚の布が、商家の店先で内と外を、民家の内では部屋と部屋を、扉や襖よりも軽やかに仕切り、隣り合う空間に異なる意味を与えます。商家の暖簾は屋号や商標が染め抜かれ、「暖簾を守る」の言葉通り象徴的な役割も担ってきました。本展では、そんな暖簾を現代のアート作家たちが競作します。
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風に暖簾が揺れる…
暖簾をくぐると異なる空間があらわれる…
日常にある暖簾は簡単に意識を変える装置だ。