設い
室礼(しつらい)、設い(しつらい)とは
住まいを季節折々の調度で整える「季節の工夫」のようなこと。
冬仕様のモノの片づけが
母だけでは大変なので実家に帰って手伝ってきた。
夏の設いは梅雨明けにするらしいので
今のところは冬物を仕舞うだけだった。
季節ごとの設いは快適に過ごすため。
今は母だけが住む家だが
私や妹たちがいつ帰っても快適に過ごせるように
先祖さんからの土地を雑草でいっぱいにしないように
母は、家の管理人のような気持ちで日々過ごしているそうだ。
母の次に家の世話をするのは
どうやら私の役目らしい。
色々なことを私に全て教えておこうとする母は
あれもこれも言っておかなければならないと思うだけで
しんどいのだと言うので、
私は、何でもなるようになるし、できることを周りの人に訊いてするから
何も心配はいらないと母に言っておいた。
それでも家付き娘の母の心配は尽きないようだが…
来月は母の畑の手伝いに帰るかもしれない。
今年も発酵黒ニンニク作りをするとのことで
母が植えたニンニクは200〜300個。
私は、発酵黒ニンニクをもらうので
ニンニクの収穫の手伝い位はさせてもらおうと思っている。