街の電気屋さん
今日、美容室で街の電気屋さんの話題になった。
Nさんは同じ町内の電気屋さんを長年贔屓にしていて
そこから購入したパソコンが最近不具合で修理を依頼した。
まだ保証期間内だったらしい。
ところが、この修理に関して次から次に色んな請求をされて
Nさんは、段々パソコンを触る気もしなくなってきたという。
彼女は、パソコンを使いこなして楽しんでいたから
私は驚いた。
その近所の電気屋さんの仕事ぶりを聞いてみると
常連のお客さんに「甘え」「馴れ合い」という感じなのだ。
大型電気店で買わずに街の電気屋さんを使うメリットは
どんな小さなことでも嫌がらずにやってもらえる、
些細な質問をしても気持ちよく答えてもらえる等…
品物の代金が少々高めに設定されていても
目に見えない安心のサービスにお金を払っているのだけれど
この電気屋さんは
気心の知れたお客さんに対して仕事の緊張感を欠いてしまっているようだ。
Nさんは、自らも美容師で、美容師さんの雇用もしている経営者で…
商売人だから、どちらの立場もよく分かる人だ。
彼女は、次からは大型電気店で買うと言う。
その電気屋さんは、お得意さんを一人失った。
馴れ合いや甘えの気持ちがあってはプロの仕事ではないだろう。
私は近所の電気屋さんが無くなってから大型電気店で買うことにしているが
大型店の中でも、働いている人の波動によって二度と行かない店がある。
本質が隠せない時代になった。
それは、益々加速している気がする。