『群像』

昨日から『群像』8月号を読んでいた。
一度は本屋さんで手に取ったものの、その時は買わなかったのだが
藤野可織の「8月の８つの短篇」をじっくり読みたくなって
再度本屋さんに行ったのだった。

私は、彼女が昨年、引っ越すまで時々見かけていて、
見かけたら挨拶をする程度の顔見知りで…
以前からその挨拶の雰囲気と書くものが結びつかない印象を持っていた。

「8月の８つの短篇」の「エイプリル・フール」や「ホームパーティーはこれから」など、その不思議な世界は段々ハマってクセになるなと思っていたら…
ニュースが「芥川賞の発表」と言っているのが耳に入ってきた。

「芥川賞に藤野可織さんの「爪と目」が選ばれました」

なんとなんと私まで興奮するニュースではないか！
受賞作ではなかったけれど
彼女の作品を読んでいる時に、受賞のニュースが流れるとは！

おめでとう！
おめでとう！

群像 2013年 08月号 [雑誌]