準備
明日からの写真展の準備に会場に行った。
40点以上の作品が展示されるのは壮観だ。
大きなパネルの作品もあるし
私の2点のような少し小ぶりな作品もあるし…
作品のサイズや作風を考えた上での配置は絶妙だ。
写真のキャリアも被写体も様々な人たちが
M先生の元で一堂に会して作品を発表する場を持つ。
そこには思いがけない力が働くようで
会場の真ん中に置かれたソファーに座って
作品を眺めていると
どこからか声ならぬ声のようなものが聴こえてくる。
写真を見ているのか、写真に見られているのか、
どちらか定かではないような不思議な空間がそこにはある。
写真が撮った人の手を離れて息づき始めた…