red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

11:55

実家の父が逝ったのは1月19日午前11時55分。


母も私も妹たちも皆、その時に間に合わなかった。
父は自分の姉と妹に見守られて旅立った。


父は懸命に一日でも長くと頑張ってくれていたので
妻や娘たちが見ている時には、たぶん逝けなかったのだと思う。


父が、その時を選んだのだ。


12月、3週間の入院から年末に家に帰ってきて
家でも3週間ほど過ごし、先週16日に自分から病院に行くと言って再入院。
最後まで意識はしっかりしていた。



お通夜も葬儀も
家族の仕事の関係者のような義理で来られた人がなく、父のことを知る人ばかりの参列者で会場はいっぱいになった。
皆、父のことを偲んでくださっている。
父は多くの人に慕われていたのだと改めて思った。
面倒見が良く誰にでも優しい人だった。



葬儀を済ませてからも
知らなかったという人が次々にお線香を上げさせて欲しいと家に来られるから、その応対に忙しく、私も実家で手伝っていた。


今週末、また実家で手伝いをするが、いろんなことが落ち着くまで、1週間の半分は実家で過ごすことになりそうだ。


ありがたいことに父を偲んでくださる人の話から
私の知らなかった新たな父との出会いがあって
まだまだ父が逝った実感がない日が続いている…



(光のなかへ)