にんじん▽

実家の近所に自然農法で野菜を作っている農場がある。
　

今、販売されているのは、さつまいも、にんじん、かぼちゃ等。
来月に入ると聖護院大根や金時にんじんも出てくる。

今日、有機栽培にんじんを送ってもらった。
土付きで収穫したばかりのにんじん、
雪の下で貯蔵するなど、寒さを経てにんじんは甘みを更に増すが
このにんじんは掘ったばかりでも甘い。
そして、にんじん本来の味がする。
　　

＊＊＊＊＊〜農場からの便り〜（一部抜粋）
「たくさん収穫しようと、たっぷり肥料を野菜に与える。畑の土地効率をあげるために単一種類の野菜をびっしりと密植する。こうなると野菜は必要以上に肥料を食べてメタボになり、密植のおかげで、根や葉を十分伸ばすことができません。これは、現在の野菜作りのあたりまえの栽培方法ですから、野菜が病気になったり、害虫の被害にあうのは当然の事です。その結果農薬を使う。それに対して、土作りをしっかりと行い、肥料をほとんど与えなければ、野菜は根をどんどん伸ばして自ら必要なだけ養分を摂るようになります。そして疎植にする事で、野菜が思う存分に根や葉を伸ばすことができます。こうして元気に育った野菜は、害虫の被害に困ることはないのです。時に台風の強風や大雨にあったり、長雨で太陽の力が弱いなどバランスが崩れると病気になったり害虫で困ったりするけれど、すぐに回復してくれます。」
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これは農薬を使わずに害虫、病気の被害なく野菜がどうして育つのかという質問を受けての説明だ。
農場主は、人間の体の事を考えれば分かり易いと言う。

＊＊＊＊＊（一部抜粋）
「毎日、正しい食生活、運動、ストレスのない規則正しい生活を送っている人は健康で病気になることはありません。それに比べて食べ過ぎ、運動不足、ストレス、不規則な生活な人はメタボになり、高血圧、糖尿病、ガン等、病気をわずらっています。そして薬を飲む。食事内容も病気の原因になります。正しい食事は病気にならない体を作りますが、添加物、化学物質たっぷりの食事は病気の原因になります。サプリメント等もそのほとんどは、命の循環のない化学合成されたもの。」

「健康な土と健康な野菜と健康な人間、全部つながっているのです。」

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この農場から送ってもらう野菜は命が輝いている。