障子張り

妹Ｋから次の日曜日、ハープとピアノのコンサートに誘われたが
私は実家の母から障子の張り替えの手伝いを頼まれていて
コンサートには行きたいけれど行けないと返事をした。

障子の張り替え、
田舎では年末の大掃除にする家が多いが
母と寒くなる前に張ろうという話になって
今週末から４〜５日、実家に帰ることにした。

障子は日焼けをしたり黒ずんできたり
破れていなくても張り替えを必要とする。

今は破れない、日焼けしない障子紙があるらしい。

一度、この便利そうな障子紙を張ってみたらどうかと
母に話したら、初めは乗り気ではなかったけれど
30枚もの障子の張り替えを何度もするのは大変なのだから
張り替えの回数が減ると聞いて、やってみる気になったようだ。

プラスチック障子紙は
障子紙をプラスチックで挟んであるから障子の風合いそのまま、
ＵＶ加工で紫外線を約９５％カット、室内の色あせ・変色を防止、
プラスチックだから引っかき傷にも強く、
汚れたら、水拭きでお手入れも簡単、
冷暖房効果も上がる、
付属の専用両面テープで簡単に張り替えできる、という優れものらしい。

いいことばかりの宣伝文句だが、
なんでもやってみないと
本当にいいものかどうか分からない。

実は、私は不器用で、職人さんにやってもらえるものなら
頼んだほうがいいと思うほうだが
田舎では、家の設えは主婦がすることになっていて
母は元気なうちは障子の張り替えを業者に頼むなどという発想はない。

とりあえず、来週は母とプラスチック障子紙を張ってみる。
その前後の数日、実家で過ごすことになる。