私は人が写っている写真が好きだ。
自然の美しさを撮った写真を見ても、どこかに人影を探してしまう。
歩く人、佇む人など、街角のさりげない情景を撮りたいと思うが
肖像権という(やっかいな)権利があって、顔が分かるような撮り方は、なかなかできない。
今年は家族友人知人のさりげない日常やポートレートを撮ってみようと思う。
レンズを通して、新たな発見があることだろう。
「見ても見えず」だったカタチが少しでも見えてくるだろうか…
そんなことを考えていた時、地下鉄の広告が目に飛び込んできた。
「人間が大好きです。」
このストレートな表現が、赤い直球で飛び込んできた。