アイリッシュハープ
妹Kはアイリッシュハープを習っている。
彼女の先生の演奏が金曜日の夜、ライブハウスであると誘いを受けたが
今回はやめておいた。
日中、外を歩くだけで身体がこわばるような寒い日、
こんな北風の強い日の夜は、かなり冷え込むだろう。
妹の誘いは、寒いからという理由で行かなかった。
アイリッシュハープ、私は小さなハープだということぐらいしか知らないが、
妹は、その音色にハマっている。
アイリッシュハープを始める前と後では
妹の醸し出す雰囲気(波動)は、ずいぶん違うと感じている。
アイリッシュハープの響きによって
なにか化学反応でも起こったのか
色々な面で明るく前向きになったように見える。
ポロロン♪ポロロン♪
練習で弾いている音が身体に沁みている感じなのだ。
ポジティブに生きよう、とか
考え方を変えなければ、とか
音楽セラピーのために何か楽器を始めよう、だとか
そういう「なにかを引き寄せたい」気持ちが先にあったわけではない。
妹は、ただ素直に好きな音色を楽しんでいた。
だからこそ、気づいたら「変わっていた」のだろうと思う。
自然な流れでの変化なのだろう、どこにも無理がない。
セシル・コルベル、妹の好きなハープ奏者、
「借りぐらしのアリエッティ」ジブリ映画の放映が金曜日夜、あった。
アイリッシュハープのシンクロの日だった…
(このCDは妹から借りて聴いたことがある)