『バガボンド』
先日『バガボンド』33冊を義父に貸した。
『バガボンド』井上雄彦、
原作は、吉川英治の小説『宮本武蔵』
バガボンド(vagabond)、英語で「放浪者」「漂泊者」の意味。
このコミックは夫のもので、彼は発売されたら欠かさずに読んでいる。
最近の義父はぼんやりテレビを観て過ごすことが多く、医者から、もっと脳に刺激のある生活をするようにと勧められて本を読み始めた。元々、読書好きではあったが、年をとって細かい字は疲れるらしい。そんなことを聞いてきた私は、読み応えのあるマンガなら義父にピッタリ!と閃いた。
さっそく仕舞いこまれている『バガボンド』を見てみた。
33冊もあったので箱詰めして送った。
『バガボンド』
次はいつ出るのだろう?と夫がつぶやいた。
義父に貸すので、久しぶりに本棚から出したので思い出したようだ。
33巻目には「次号は2010年秋発売予定」とある。
なんともう一年以上経っているではないか。
のんびり屋の夫も、遅いね〜どうなっているか調べておいてくれる?と言い出した。
私は完結していない本は殆んど読まない。
結末が解らないのは落ち着かないのだ。
同じ理由で連続ドラマも見ない。
性格がせっかちなのだろうと思う。
さて『バガボンド』
(私は完結してから一気読みするつもりだ)
井上雄彦氏のサイトにお知らせがあった。
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長いこと連載をストップしていたバガボンドですが、少し前から、再開へ向けてネームの構想をはじめています。どのような形で再開するのがいいか、編集部とも話し合いながら今の自分にできる範囲で最善のかたちを模索してます。いつ、どの号から再開とアナウンスできる時が来たらすぐにお知らせします。そういうもんだと理解くださり、待っていただいている皆様、ありがとうございます。 2011.11.04 井上雄彦
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(http://www.itplanning.co.jp/vaga.html)
そういうもんだ、と待ちましょう。
- 作者: 井上雄彦,吉川英治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/27
- メディア: コミック
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