red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

出会い

直島へは岡山経由で行ってきた。
高松を拠点に瀬戸内海のアートの島巡りをする案もあったが
今回は3日間という日程の短さもあって、新幹線で岡山、そこから在来線に乗り換えて宇野港から直島へというコースを採った。


岡山から新幹線で帰って来た日、
ホームからエスカレーターを降りたところで大学の同級生S君と出会った。
彼は2年間単身赴任をしていた東京から帰ってきたところだった。


なんとまあ、こんな偶然の出会いもあるのだなあ…と少し立ち話をした。
岡山で雨が降ったので予定より早く新幹線に乗った、
降りる時、エレベーターが混んでいてエスカレーターにした、
S君も奥さんを待って立ち止まっていた、等々
いろいろな偶然が重なった。


彼が11月に帰ってくることは同級生のH君から聞いていたけど、まさか帰って来た日に会うなんて驚きだ。
S君が帰ってくることだし来月飲み会をするとH君から誘われていた。
ところが、私はその飲み会の日は、用事があって出られないかもしれない…
同級生には会いたいけど…と思っていた。
そうしたらS君に出会ったわけで…本当に嬉しいことだった。


帰宅早々、H君から飲み会の詳しい時間などの連絡メールがあった。
S君に会ってすぐのメールだから、これも面白いシンクロで…
H君にS君についさっき駅で偶然に出会ったとメールしたら
S君には、そういうことが多いのだと返信メールがあった。


H君自身も本屋さんでS君と偶然、会ったそうだし
同じ同級生のM君は病院で、これまた偶然にS君に出会ったとか。
普段接点のない大学の同級生同士が、どこかで偶然に出会う一般的な確率より、S君に会う確率はかなり高いのかもしれない。


S君の持つ穏やかな雰囲気は、そんな力をも備えているのだろう。
彼の持っている何かに引きつけられるように、私たちは彼に出会ったのだろう。不思議だけれど、すれ違うだけの、ほんの一瞬でも出会うことが必要だったのかもしれない。

また、どこかで同級生の誰かがS君と出会うことだろう。
歯車がカチッとはまる音が聞こえてくるようだ…