ことば
ことばって面白い。
その意味のまま伝わらないことがある。
「危険ではありません」
「安心してください」
「怖がらないでください」
政府や学者の言うのを聞けば聞くほど
ことばの意味の逆に聞こえてしまう。
そういう正式見解(?)とは別に
いろいろなことがブログやツイッター等で発信されている。
怖がらないで、と言いながら
その文章は怖がらせる内容でいっぱいのものもある。
または、これを読んで怖がるのは読んだ人の問題です、私は伝えなければならない(使命)から伝えているだけです、と言うものもある。
読む人の問題、それもそうだと思いながら…
どうしても知らせずにはいられない、という文章と
怖がらせておいて、その波動を利用しようとするような文章とは、全く違う。
内容は驚きでも淡々と伝えているところもある。
同じような内容を伝えていても全く違う空気なのは
誰のための文章なのかということだろう、心の違いなのだろう、
ことばは使う人の意識そのまま、それは隠しようがないと思う。
発信する自分に酔っているような文章もある。
それを発信させている意識が問題ということだろう。
溢れる情報の中から、適切なものを選択できる自分でありたいと思う。
心に花を(9)