会話
誰かと話していて
その時に言葉として発せられなかった「ことば」が聞こえることがある。
それは音声で聞いたことと違う本当の気持ちのようなもの…
言ったことと思っていることが違う会話は会話として成り立たない。
誰でも、そのあたりは敏感に感じるものだけど、特に最近は露わになってきているように思う。
そんな会話について少し考えることがあった。
私は、ちょっとした違和感でも何だろう?何だったのだろう?と
考えてみる。考えることで居心地が悪い原因を知ろうとする。
相手のあることだから考えても分からないことは多いけれど
考えてみて、相手の心を想像してみて、見えてくることもある。
成り立たない会話は
人によって言葉に持たせている意味が違う場合や
人の話を聞く気のない人、自分の意見だけを押し付けようとする人など
いろいろあるけれど…
発せられた言葉に気持ちが伴っていない、本音が違う場合の会話について
最近、私は考えることがあったのだった。
言った言葉と発している空気が全く違う会話って
言った人にも居心地が悪いものだろう、と思う。
(聞いているほうは、もちろん)
言葉として発していない本当の気持ちが
その人自身にも隠しようがなく迫ることだろう。
小さな頃から周りの人が考えていることが分かったという友人がいる。
言っていることと違うから、いつも混乱したそうだ。
今も居心地悪い空気を発する人がいなくなったわけではないけれど
接点が少なくなってきた、と彼女は言う。
まだ接点があって考えることになる場合、
その接点の意味を考えることが必要なのかもしれない。
考えることは面白く楽しい。