red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

赤、朱、丹、緋(あか)

好きな色は?と訊かれたら「赤とピンク」と答える。


写真を撮っていても赤いものを見ると
つい、その赤色に惹かれてしまう。


自分の撮った写真には、やはり赤色の入ったものが多い。
その赤のある写真を飽きずに眺めている。


赤について
『日本語と神道』茂木貞純著に以下のような説明があった。


*****
赤、朱、丹、緋…
あか、
明(あか)き心、

赤と明は同根の言葉である。
「赤」は色の感覚で「明」は光の感覚である。


(抜粋)
やまとことばには、黄という色彩表現はなかったようで、
もちろん万葉時代にはすでに黄の文字はよく知られていたが、
「あか」ということばの中に黄色も含まれていたようである。
赤は陽光の明るい様に由来する色彩を表現することばで、
心情を示す赤心(あかきこころ)・丹心(あかきこころ)は
古来日本人が最も尊重してきた精神であった。
(抜粋終わり)


また赤には避邪の意味もあり神聖性をあらわす色でもある。
*****


この本はやまとことばのルーツが検証されていて
興味深い記述が多く読み応えのある本だった。


赤は一般的には、情熱や行動力、活力など生命エネルギーの色だ。


写真の中の、どこかに赤色が入るだけで
その写真が息づいて感じられる。


私の好きな色は赤とピンク。


今はこの二色だけど
前に好きだった色の変遷をみていっても面白いかもしれない。


日本語と神道

日本語と神道