red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

コンピレーションCD♪

コンピレーション・アルバム(compilation album)
ある意図に基づいて作られるアルバム。
何かのテーマがあるアルバム。
compile(コンパイル)、編集したアルバム。


1995年に出た『Litany・リタニィ』というコンピレーションCDがある。
たまたまCD屋さんで見つけたのだが、


その頃、私が好んで聴いていた(今もよく聴いているが)
エニグマアディエマス、セイクリッド・スピリット、
マドレデウスマイケル・ナイマン、エンヤ等が一枚に入っていて
聴きたいアーティストばかりをよく集めてくれた!と感激したのだった。
さらに驚愕だったのはヒルデガルト・フォン・ビンゲンが入っていたこと!


これらのアーティストをそれぞれのCDで聴いていた私。
特にヒルデガルト・フォン・ビンゲンは
その頃、あまり知る人もなく、
出会う人出会う人に、彼女の説明ばかりしていたものだった…


"Litany"と言う聞き慣れないタイトルのCDは
まさに私のために編集されたとしか思えなかった。


リタニィ、Litany…祈り、スピリチュアルな祈りのことだそうだ。


そのアルバムには
大自然が奏でる旋律、妖精たちの歌声、そして誰をも閃かせた香りを抱く花々。リタニィのただよう音をまとったら、そんなものをきっと感じるはず。」

と解り難い説明が書かれていた。



今だに「リタニィ」という言葉は馴染めない語感を持っているけれど
今思うと、このアルバムはヒーリングミュージックのコンピレーションCDの
先駆けとも言えるアルバムなのだった。


よく聴いていた『リタニィ』♪


その5年後の2000年には
あの"〜the most relaxing〜 feel"のシリーズが出てヒットする。


"feel"と"Litany"


収録される音楽は同じようなものでも、
実際に半数以上のアーティストは同じだが、
このふたつのタイトルの語感の違いは、とても大きい。
『Litany・リタニィ』は、すぐに廃盤になってしまった。


"feel"は、「感じる、その音を感じてみる」と素直に伝わってくるタイトルだ。


*****
「日常生活の中で様々なものに”感じる心を呼び戻す”事をテーマに製作されたコンピレーション・アルバムです」
「既存のヒーリング/リラクゼーション・ミュージックの枠を超えて、心安らげるヒット曲ばかり。TV、CM、映画などで使用された楽曲も多数収録。」
*****



"feel"の、この説明は伝えたいことがよく解る。
"Litany"の解り難い文章より格段に読みやすい。



素直なタイトルの"feel"はシリーズを重ねる大ヒットになった。
私は収録されているアーティストのほとんどが好きなので
それぞれのアルバムも持っている。
一枚一枚をじっくり聴くのもいいけれど
好きなアーティストが手軽に、一遍に、いろいろ聴けるという
コンピレーション・アルバムの醍醐味を味わうのも好きだ。


今も時々
一日中、"Litany"から始まり、"feel"シリーズの9枚を流し続けることがある。
重複する曲もある。
二日に渡って"feel"の世界を堪能することもある♪


夏の洋服の整理をしながら、今日も半日、聴いていた♪


私の「感じる心」は、瑞々しいままのようだ…


ザ・モスト・リラクシング〜フィール

ザ・モスト・リラクシング〜フィール

ザ・モスト・リラクシング〜フィール(2)

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ザ・モスト・リラクシング?フィール3 ”ピース・オブ・マインド”

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ザ・モスト・リラクシング ?フィール4

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フィール・ヴォイス

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