red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

ラダック(Ladakh)水晶☆

ラダック(Ladakh)はインド北部のジャンム・カシミール州にあって
チベットと呼ばれるほど信仰深い人々が暮らし
チベット仏教の聖地とも言われている土地。


1960年代まで鎖国状態にあった。
ヒマラヤ山脈カラコルム山脈の間に位置するラダック。
標高が高くて、低い所でも3500メートル、平均で5000メートル。


ラダック水晶は標高4500m以上の場所で採掘されるそうだ。
しかも、ごく最近まで水晶の採掘はされていなかったらしい。
(2007年から採り始めたとも言われている)


標高の高さ故に
入る人も皆無だった山からの水晶は「幻の水晶」と呼ばれるほど
希少なもの。


ラダック水晶といえば、
目をみはるほど瑞々しい透明感で有名だが


私のラダック水晶は
ポイントがふたつで、全体に靄がかかっていて、
ポイントの先端部分だけが少し透明で、
言われなければラダック産には見えない水晶だ。



霞みや靄がかかっているような…
ふたつのポイントを持つこの水晶は
他のラダック水晶から浮いているようにあったのだった。


透明さは清浄さに繋がるだろう…
もちろん神秘的な透明感のあるラダック水晶にも惹かれたが

私はラダックの「透明」より「かすみ・もや」を選んでしまったのだ。


モヤモヤと神秘的な内包物(インクルージョン)も美しい!


どちらかというと透き通った清廉な水晶が好きだから
透明度の高いアーカンソー産やコリント産などにも惹かれている。


でも、一括りでは語ることはできないということなのだろう。
個々のクリスタルが、それぞれに魅力的ということなのだろう。


産地は気にしていないほうだが
草木もほとんど生えない秘境中の秘境、不毛の大地からと聞いたら
やはり想像してしまう、


その土地のエネルギーを。
その土地の人々を。
その土地の自然を。


それら全てを記憶している水晶。
その記憶に触れる畏れのようなものがある。


畏れるほどに美しい水晶♪


美しきものに触れる歓びは格別だ♪




(このラダック水晶は穏やかだ…)


(Pangong Tso Lake, Ladakh)

こんなにも美しいラダックの地…
天上に近い清浄の地…


ラダックの風息 空の果てで暮らした日々 (P‐Vine BOOKs)

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